2020年のはじまりに

街ではそれぞれの2020年が始まっているようだ。きりのいい数字だしオリンピックもあるし...、特別な思いを持って新年を迎えている方も多いことだろう。

 

新年早々ひどい夢をみた。

処置台のようなところに乗せられて、もうすぐ命を失うというシチュエーション。注射を打って、少しずつ少しずつ感覚を失い、記憶を失い、言葉を失っていく。命の終わりに愛する人のことではなく、ただただ感覚を失う自分の身体について静かに思いを巡らせている自分を客観的に感じながら、やれやれと思う。

そこで目が覚めた。

 

これが初夢だとしたら、どんな暗示なのだろうか?

指先の感覚を確かめながら冷たい水で手を洗い、さあたくさん感じよう...。手で。肌で。耳で。目で...。感じよう。