羨む。そして後ろ向き

今朝の出勤時、電車の中で一人の女性から声をかけられました。
同じ病院に勤務する他部署の看護師さんです。
日常業務では関わりはほとんどないのだけど、病院全体の委員会活動で一緒になったことがあって、面識があったわけで。

正直、朝から元気に声をかけてくるなんてやめてほしいと思ってしまうのですが、そこは相手が年長者(30歳を超える娘さんがいるくらいの年齢)ですから逃げるわけにもいかず。

彼女は、近所の新築マンションの最上階に住んでいて今はシングルで仕事が大好きで色は赤が好き。はっきりしない男と時間を守れない人が大嫌い。今は仕事が楽しくて楽しくて仕方がないそう。わずか10分足らずでたくさんの情報をもらいました。いつも接する時に感じる姉御肌なイメージそのままの人なんだなあ…。

あー、彼女の年齢になった時、自分はどうだろうか?
まだ仕事してんのかなあ?
オットはいるのかなあ?
マンションとか買うほどの財力あるかなあ?
第二の人生スタートできて仕事に没頭できるなんていいね。
うん、なんか羨ましいかも。

ただね、朝から無理にテンション上げて喋ったので、後には一仕事した後みたいな疲労感と老後の自分への不安感が残りましたよ。彼女みたいな暮らし、羨むばかりで、多分自分は切り開いていく力を出せずに終わっていくのではないかと。相変わらず後ろ向きな自分を確認しました。