mixiという空間

mixiが当初話題になった頃に、登録して少し日記を書いていたのですが、ネットに対しての熱が冷めてしまったこともあり、月に1回書けばいいくらいの頻度になっていました。

そんなある日、私のことをリアルに知る人物とマイミクになる機会ができました。
これがきっかけとなって、また毎日更新するようになりました。


それまで私にとってのネット世界は、現実逃避の場であり、リアルな自分の嫌いな部分を上手く中和できる裏舞台として存在していたのです。『こうありたい自分』を表現していました。だから、敢えてリアルな自分を知る友人と、ネット世界は隔離していたのです。

昔、テキストサイト全盛の頃は、感情をあまり出さないように『努力』して文章を書いていたように思います。感情の昂りをなるべく抑えるように…。それによって、ネット上の私しか知らない人達は、私のことをすごくクールな人と思ったかもしれません。

確かに、クールな考え方をする一面もあるけれど、本当は泣きたい日もあれば、テンション上げてバカみたいに喜びたい日もあったわけで。


今、私はmixi上で『素』で話しています。内容なんて、あってないような独り言です。

そうしたら、以前は書く気がしなかった夫婦間の些細な気持ちのやり取りなども、今隣にいる友人に話しをするように書きたくなってきました。

皆さんは、どんな風にmixi活用されていますか?親しい友人とのやり取りを楽しむため?職場の愚痴を発散するため?古い友人を探すため?

私にとってのmixi活用キーワードは『自分解放』だったのかもしれませんね。



飽きるまでは、ネットとリアルの境界線を曖昧にする空間を楽しみたいと思います。