冬はバーゲンの季節です。すぐ欲しくなる病気。

職場の同僚たちと昼休みにお菓子を食べながら談笑するのは嫌ではありません。これが2人っきりだったりすると話題を合わせなきゃ…って思ったり、沈黙が気まずかったりするのだろうけれど、幸いにして私の職場は常時6名程度の人がいます。だから、私がちょっと黙ったところで何の問題もなく時間は過ぎていくのです。

大勢の中の一人は安心します。
だけど、雑踏の中の一人は不安です。

先日、昼休みにバーゲンの話しで盛り上がりました。ビッグサイトみたいな大きな展示場でやるメーカーのバーゲンに行ったという同僚が、いかに安くワンピースをゲットできたかという話を目を輝かせながら話します。みんな、『いいなぁ〜、バーゲン行きたいー!』と、同調します。

私は、お得な買い物ができたことをうらやましく思って『いいなぁ〜。』と言いました。だけど、『行きたい!』とは思いませんでした。

ビッグサイトに人がウヨウヨいる状況下で買い物をするなんて全然楽しくなさそう。あまりにたくさんの人がいる場所だと不安になるからです。一刻も早く帰りたくなるし、隅っこで自分のスペース確保したくなっちゃいます。だから、基本的にバーゲンは苦手です。目的のブランドがあったり、目的の商品がある場合は頑張っちゃいますけどね。

さてさて。
この冬は、何回バーゲン行くかな。いつも行くところは決まっちゃうんだけど……比較的空いているとこ。欲しい、何か欲しい。『何が欲しいの?』と、聞かれるとそれほど猛烈に欲しいものもないのかもしれないのだけど…。何かが欲しいのですよ。同僚がかわいくて暖かそうなセーターを着てきたのですけど、私もセーター欲しいかも。こんな風にして、次々欲しいものが浮かんでくるのです。

『誰かが持っているモノ、誰かが買ったモノ、すぐ欲しくなる病気、治す方法はないのかね?』と、オットに責められたりもするのですけどね、この病気を治してしまったら人生の楽しみが半分になっちゃいますよー。