何のために日記を公開するんだろう?

コーヒーを淹れるために、やかんに水をたっぷり入れて火にかけます。お湯が沸くまでの間だけPCの前に座りましょう…と、思います。皆さんの日記を読んでいると、あっという間にお湯が沸いちゃうんです。ホントにあっという間。

じゃぁ、今度はお風呂を沸かす間だけ…。
オットがお風呂に入っている間だけ…。
肉じゃがが煮えるまでの間だけ…。

細切れの私の時間は皆さんの日記を読む時間。いろいろな人の日記を読んで、自分の頭の中でその文章を書いている『人』を思い浮かべます。自分だったら…と考えます。

そして書きます。

書くことで、いろいろな思いが消化されます。安心します。


時々、何のために日記を公開するんだろう?って思うことがあります。自分のどうしようもない過去や日常を世の中に垂れ流して、何のメリットがあるんだろう?ってね。だけど、その答えはいつも私の中では決まっているんです。

心の中のゆらゆらもやもやした思いが、文字にすることで『あ、自分はこう思ってたんだ…。やっぱりね。』と思えます。それが心を穏やかにしてくれます。

だったら、ノートに書き留めればいいのではないか?とも思いましたが、やっぱり違うんですよね。不特定多数の人々に読まれるという緊張感もまた『書く心』に良きスパイスとなっているんですよ。穏やかな心に少しのスパイス。微妙なバランスです。もしかしたらウェブ日記の更新は麻薬みたいなものなのかもしれません。

今日も書きたくなります。だから、こうして書いています……多分。