冒険

今日は、ひとつ冒険をしました。

小学3年の娘が一人で電車に乗ってスイミングスクールまで行きました。え、それが?と、思われるでしょうが、これは自分にとっては記念すべき日なのかなぁ…などと思うのです。


自分が子供の頃だったら、一人で習い事に行くなど容易いことでしたけれど、週に1度くらいのペースで小学校から『不審者が出ました。』というお知らせをもらってくるような現在の状況。どこからどこまでが不審者なのか?まぁあれこれ考えれば行き過ぎという部分もあるのかもしれません。でも、時折ニュースから見聞きする事件を考えれば、学校側としては過敏にならざるを得ないのでしょう。

そして、私自身もその波の中ですっかり臆病になってしまい、娘を一駅先のスポーツクラブまで行かせるのすら躊躇してしまうわけですよ。


仕事から帰る道すがら、もし万が一電車の中でパスモを落としたらどうするだろうか?反対方向の電車に乗ってはいないだろうか?変な人に連れて行かれていないだろうか?悪い想像というのは、次から次へとできるものですね。

もちろんそんな目に遭うこともなく、娘は元気です。


冒険したのは娘ではなく私なんでしょうね。今年…小学3年の夏は、こういう小さな冒険がたくさん待っている予感がしています。