昔は素直だった…

なんの雑誌だったか忘れましたが、勝間和代さんの文章を読む機会がありました。場所は電車の中。読んでいる途中から、言い知れぬ孤独感と喪失感が襲ってきました。

雑誌のちょっとした記事に対して、こんな風に書くのは少々大袈裟ではありますが、今の自分には勝間さんの正論のトゲトゲが心に刺さりまくって、拒否反応を示したのかもしれません。元々ちょっと苦手なタイプだわ…と、思っていたのもあるのだけど。

成功者の話に耳を傾けることは、ダメな自分を奮い立たせる良きスパイスになればプラスになるはずなのだけど、時としてそれが上手く働かないことがあるんですよね。受け手の問題なのだろうと思うのだけど。

あなたの真似をしたくはない。自分のやり方があるはず…と、素直に受け取れない自分がいて、時ばかりが経過していくのです。


あぁ。
最近、素直さがない自分です。いちいち人のやっていることにケチをつけたくなってしまうし、オットが経済ニュースについて語ればたいした知識も持ち合わせていないのに反論したくなる…。いや、経済ニュースに限らず何でも反論しちゃう。(笑)

職場でも、人のことは目に付いて、あれこれ思うのだけど、自分を反省することが減ってきてしまったような気がするなぁ…。その上、何か上司から批判されようものなら無駄なプライドがハンマーで叩かれて、昔以上に凹むことになるのですよ。


昔。その昔、卒業アルバムに恩師が書いてくれた言葉を思い出しました。

『素直さは全てに勝り、人の心を動かす。』今の素直な心をいつまでも持ち続けてください。

昔は素直だったのだな。