四六時中も好きと言って

『四六時中も好きと言って…』

私と同年代の人は、この言葉ですぐに『あ、あの歌?』って思うんじゃないかなぁ。

もう18年も前(!)みたいなんだけど、桑田さんが稲村ジェーンという映画を作ったんですよね。その頃私は、今思えばなんてバカだったんだろうと思いますが、年上の既婚者と付き合っていて、その関係もかなりグダグダ。精神的に弱っていて、辛くなって別れても誘われたらまた会ってしまう。

この稲村ジェーンも、その彼にグダグダなまま誘われ観に行きました。その中で流れる『真夏の果実』の歌詞ですよ。

『四六時中も好きと言って、夢の中へ連れていって』という何度も流れるサビを聴いていたら、「この人と付き合ってても四六時中好きって言ってもらえないんだなぁ…」って。

不倫って、楽しい思い出より辛い気持ちが後に残りますね。その後も引きずりまくりで(笑)結局、見かねた友人が引きこもっていた私を引っ張り出してくれて、新しい出会いを見つけることができ、ようやく前を向くことができました。

YouTubeを彷徨っていたら、ラジオで弾き語りしている音源を見つけました。

桑田さんが歌い出しのとこで『オレ、この曲一番好きだなぁ〜』って言うの(笑)いいなぁ、やっぱりなんか魅力ある人ですね、桑田さん。サザンの曲は、本当にいろんな思い出がくっついていて、引き出し開きっぱなしになっちゃいますねー。