潔癖なのか、なんなのか

仕事、休みなんです。今週は娘の小学校関連の行事やらPTAやらで、まともに仕事に行けません。どっぷり母親な日々です。

なんて、偉そうに母をアピールしていますけど、実のところは、この時とばかりにずる賢く自分の時間を楽しませてもらいます。今日などは、PTAの用事が済んでからちょっと時間ができたので、本屋をうろうろ。雑貨屋をうろうろ。さすがに本屋に1時間以上いたので、目と足が疲れてしまいました。誰か知っている人に見られたら、さぞかし変人に見えることと思いますよ。

そうそう。唐突ですが、寺山修司さんの名言集っていろいろ出ているんですね。『ポケットに名言を』とか『両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム』『身捨つるほどの祖国はありや』なんていうの。立ち読みするような類の本じゃないような気もしたのですけど、パラパラめくってみました。確かに素敵な言葉達が並んでいますが……ああいう風にただの一節だけを抜き出して寄せ集めるのって、どうも好きになれません。なんだか、新製品のキャッチコピーみたい。私はやっぱり長めの文章をじっくり読むほうが好きだなぁ…。名言集っていう風にすれば本が売れるのでしょうかね?

なんていうことを一人であれこれ考えながらコーヒーを飲んで、ふと時計に目をやると、まだあと40分くらいは時間がありそうです。それから図書館に行ってみました。子供を連れてよく行くのですが、一人で…というのは久しぶり。図書館の匂いとか空気とか吸い込まれそうな静寂って嫌いじゃないんですけど、どうも図書館の本を借りるのが好きではありません。正しく言えば、『誰かが汚い手で触ったかもしれない、誰かの唾液が付いたかもしれない、300人の手垢が付いたかもしれない本を借りたくない。』ということです。(笑)

と、言っても全く借りたことがないわけではなく、時には借りて自分のバッグの中に入れて持ち歩いたりもするのですけど、それがいつもなんとなく気分がよくないということに、ここ最近になって気付いたんですよね。

もしかして。
私、潔癖症…だったんですかね。