『過去の恋愛話をパートナーに話しますか?』

普段あまりテレビは観ないのですが、昨日オットが観ていたドラマにふと目をやると福山雅治さんと深津絵里さんが喫茶店(?)で会話しているシーンでした。

深津さんが『実は私、婚約していたことがあるの。……ねぇ、聞かないの?気にならないの?』と、これから結婚しようという福山さんに詰め寄ります。福山さんはクールに『聞いてほしければ聞くけど。そんなこと一緒になってから少しずつ知ればいいことだろ。』というようなことを言います。

波乗りレストランというサザンの曲をテーマにしたドラマだったみたいなんですが、ここだけ観ただけなので、お二人の役名もわからないし、台詞も多分全然違うと思うのですが、内容的にはそんな会話だったはず。

うーん、深津さんかわいいなぁ…。とオットに話しかけながら、頭の中では違うことを考えていました。『私達夫婦は、お互いの過去の恋愛話、結婚後はほとんど…いや全くしていないんじゃないかな…。』


あなたは、パートナーの過去の恋愛について知りたいですか?まだ独身の方であれば…、全てを知ってから結婚すべきだと思いますか?


私は、別に知らなくていいと思うのです。心の中に過去の大事な思い出、絶対あるじゃないですか。それは自分自身の大事な思い出なのであって、オットと共有すべきものではない。寧ろ、共有することでオットとの大事な思い出と同じ箱に入っちゃうなんて、ちょっと違うんじゃないかな…って思うのです。話したくなっちゃう女心というのもちょっとあるような気もしますが、そこはグッと我慢して…。

思い出は、それぞれの箱にそれぞれのリボンをかけてしまっておくことにします。そして、時々それをそーっと開けてみるっていうのも楽しいと思いませんか。