ビューティーコロシアム。整形を批判しながらも…。

以前の日記で、私はテレビをほとんど観ないと書きましたが、実のところ好きな番組がその時期その時期でいくつかあって、それはちゃんと観ているということに気付きました。

今回、本当に久しぶりに連続もののドラマも観ていたりします。月9のイノセント・ラヴ。このドラマの話しは思うところたくさんあるので、またの機会に。それから、お笑い系もいくつか観ています。エンタとかお試しか!とか。

あと、一番書きたかったのはこれなんですが、スペシャルもので好きなのがあるんですよ。『ビューティーコロシアム』なんですけどね、昨日やってましたよね。残念ながら後半しか観ていないのですが、なんだかちょっと解せないというか、今までほど面白みがなかったように思えたのですが。

もしかしたら観る側である私の気持ちの変化なのかもしれませんけど、なんとなく最近番組が整形に頼りすぎなんじゃないか?と思うのです。本来あの番組って、コンプレックスが邪魔をして精神的な部分から自分を変えていくのが難しい人に、ちょっとした手助けをして変わるためのバネになるよ!っていう趣旨だったですよね。だけど、観ていると”先に整形ありき””見た目だけ激変させてインパクト与えよう”という印象を受けます。最後に出てきたダイエットの彼女は整形はしていないけど、エステにかなり頼り切っているでしょ。あの彼女が番組を離れてもエステ通い毎日するとも思えないし、大丈夫かな?ってちょっと思うわけで。

…あ、でもあの彼女は痩せてプロポーズをすることが目的だったのか。ということは、目的が達成されちゃったから、もう太ってもいいのか…??


本質的な人間の弱さを克服するきっかけを作るには整形はいいのかもしれないけど、その先何十年もの彼女達の心は強く維持されていくんだろうか…。だって、顔がきれいになったのにその先に成功がなかった…という時の挫折を越えるのこそ辛いわけですよね。逃げ道が一本少なくなっちゃっているんだから。『心が弱いから太る。』『心が弱いから外見に負ける。』というところも少なからずあると思うし、もうちょっと心の部分のカウンセリングとかもあってもいいんじゃないのかなぁ…。なんて思うわけです。期間もかかるだろうし、テレビ的にどうなのか?は、わかりませんが。


とはいえ、自分自身も整形に興味ありですよ、もちろん。変えるなら『目』だな。やってみたい。レーシックの次ぐらいにやってみたいこと。

オットが言います。『だから、どっちなの?整形否定派なの、肯定派なの?』

あのね、オット君。そんなにカッチリ白黒つけられないこともあるんだよ。あれこれちっちゃな批判言いながら観るのが楽しいわけでしょ。批判しながらも、自分もやってみたいという…微妙な女心なのだよ。