寒い夜。彼のポケットに手を入れて歩きましょう。

久しぶりにみなとみらいのイルミネーションを見てきました。

寒さは苦手ですけど、寒くなってくると夜のイルミネーションがすごくきれいに感じるので、夜景のきれいな場所で過ごす時間は好きだったりします。もう少しすれば、冷たい指先にハァーッと吐いた息が白く見えて、冷たい風で潤んだ目を開けると、その先の景色がもっときれいに見えますね。

寒い時期に、カップル達が手を繋いだり、彼のポケットに彼女が手を入れていたりする光景を見るのも好きです。冬のヨコハマは、素敵な光景がいっぱい見られますよ。

以前、よくお台場で夜中にボーッとイルミネーションを見ていたことがあるのですが、その頃のことっていろいろ覚えています。冷たい手を包んでくれる彼の手の温かさとか、レインボーブリッジのライト点滅をじっと見つめて瞬きを忘れて目が痛くなったり。彼のポケットに入れた手を、出すタイミングがわからなくて入れっぱなしになっちゃう時間。…時間の流れを、心で感じる。

こういう、いい意味での無駄な時間を過ごすことが本当に少なくなってしまいました。年を重ねると、生活に追われて、大事な時間を忘れてしまう気がします。

たまには、外へ出ることにしましょう。

しかし…。頑張って調整しないと、無駄な時間を作ることにも苦労しちゃう今日この頃だったりもするのですがね。

さてさて、桜木町が歌詞に出てくる名曲がありますねー。
寒そうに…歌っている山崎まさよしさんがいいですよ。ヨコハマの寒い夜です。

いつでも捜しているよ、どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町
こんなとこに来るはずもないのに

One more time,One more chance