愛し君へ

届かない想いがあるなら。
届けたい気持ちがあるなら。
頭までこたつの重い布団をかぶっていたんじゃダメなんだよね。
ぬくぬく。


外は寒くて、いつもみたいに指先が冷たくて。
あなたの頬に触れたのに、感覚がないんだよ。
もったいないよ。
せっかくこたつの冬眠から目覚めたのに。
せっかくあなたのそばに来たのに。
せっかくあなたの頬に触れたのに。


冷たい指。温まったら…。
温まっても。
まだそこに居てくれますか?



えーっと。今日の文章はフィクションです…ということで。
愛し君へ』という森山直太朗さんの曲があるのですが、それをsalyu (サリュ)さんと歌っている映像を見つけまして。とってもいいです。曲を聴いていたらちょっと気持ちが浮上して、書いた文です。