本屋ではいつも無防備

新しい本屋ができていました。

前にここに来たのはいつだったかな…。ここは前はなんのお店だっただろう?考えても思い出せません。ずーっと前からそこにあったみたいに、たくさんの本が並んでいて、たくさんの人達が本を手にとってはページをめくっています。

私も……。その空間に一歩入ると、なんだか不思議な気分になりました。よく行く本屋さんでは、小説の新刊の向かい側に資格本なんかが並んでいるのだけど、ここでは新刊の脇にモレスキンのノートが並んでいるんです。それもとってもカラフルなノート。モレスキンにこんなかわいいピンクがあるなんて!思わず手にとりましたが、同系色の2色のノートが1組で1900円。高いなぁ…。ノートとかペンとか、文房具って大好きなんですよね。しかし、この金額は…!本日は我慢。

新しい本屋さんは、居心地が良くて、なんだか私をとっても歓迎してくれているような雰囲気だったので、よしもとばななさんの新刊「みずうみ」の文庫版を手にとってみました。最初のページを読むと、なんとなく気分が良かったので、数分…だったと思うのですが、そこで読んでしまいました。

周囲のことなんか全然気にならないくらい本に集中しちゃってたんだと思います。

その時、私の左腕を掴む男性が一人。見ると、娘の保育園時代の父兄でした。『あ、どうも。』私はビックリして、適当な挨拶をしました。私の手を引っ張って、本屋の外に連れて行きます。何がなにやら…。


話を聞けば、私の背後に明らかに目がいっちゃってる男性がいて、じーっと私のことを見ていたのだとか。1歩、1歩、私に近付いていたので、何かあったら大変と、私を連れ出してくれたようなのです。感謝です。

今は昼間でも、人がいっぱいいても関係なく犯罪に巻き込まれる危険があるし、年末は、おかしな人増えますからねー。皆様もお気をつけくださいませ。あと、本屋で立ち読みする時はあまり入り込まないようにー…ですね。気をつけねば。