勝負に負けないための法則

でも、私は負けず嫌いなんだろうなと思う。自分が負けることが本当に嫌いなのだ。負けないためにはどうするか?一番簡単なのは勝負をしないこと。そう、私は勝負に負けることを恐れて、自分自身に言い訳をしているのだ。がんばって負けてしまったら、本当に悔しいから。

* Lab.2月24日の記事『負けず嫌い?』より引用させていただきました。だいさんご自身のことを書かれているのですが、ついつい自分のことに置きかえて読んでしまいました。大人になってからの自分は、まさにこうして生きてきたなぁ…と思いまして。

子供の頃…。あれはまだ父親が生きていて、兄やいとこ達とよく遊んでいた頃、私はいつもいわゆる『おまめ』でした。兄やいとこ達は私よりも年齢が4つ〜6つ上でしたので、年少の私はいつだって守られていたのです。それがいつも悔しくてしかたがありませんでした。『ちゃんと勝負したい!』と言って、オセロの真剣勝負をして兄に負けると悔しくて癇癪をおこすような子でした。母は、お兄ちゃんが女の子であなたが男だったらよかったのに…と、嘆くほど性格的には負けず嫌いな子だったのです。…兄が人一倍優しかったというのもありますが。

それが、今じゃそんなこと、自分でも嘘だったんじゃないか?と、疑いたくなるくらいに勝負事が苦手になってしまいました。だいさんの言葉を借りれば、『勝負をしないこと』を選び続けているのだろうと思います。

そして…、いつだって争わずに済む方法を考えています。もう長い間無意識にね。

結局のところ『勝ちたい』んじゃなくて『負けたくない』だけなんだろうな。そうやって自分の心が痛まないようにガードしているのだよ。鉄壁!