第二ボタンどころか全部なかったんだって

卒業シーズンですね。職場の先輩の息子さんが中学を卒業しました。職場の昼休みは卒業式の話で盛り上がりました。

『ねぇねぇ、それで第二ボタンの行方はどうなりました?』ある同僚が先輩に尋ねました。そういえば、昔は好きな人の第2ボタンをゲットすることが女子の夢…みたいなところあったもんね。

でも…残念ながら、期待した答えは返ってきませんでした。『ブレザーだし。ボタンは3個あるけど、どれもきれいに付いてたよー。それに、最近の子はそういうのあまりやらないみたいよ。』だって。えーっ、そうなの?夢の第二ボタンは??

昨晩、オットにこの話をすると、仕事で疲れているはずのオットのテンションが急に上がって、昔話が始まりました。オットは昔の自分の恋の話って全然しないのです。『話す必要がないから。』だそうなのだけど、内心『きっと非モテ人生だったのだろう…かわいそうに。』と、思っていたのですよ。

それが、昨日に限って第二ボタンの想い出を話してくれました。『俺なんかさ、ボタン1コもなかったよ。帽子まであげちゃった。』自慢げに話すオットが世界一の嘘つきに見えました。(笑)…というのは冗談ですが、全部なかったという話は誇張でしょう、多分ね。

そんなモテモテ男子だった人と結婚できたなんて幸せ者です。…そういうことにしておきましょう。