多趣味だったあの頃

『ねぇ、それで今は何に凝っているの?』
先日、学生時代の友人と食事をした時に聞かれました。昔(高校〜専門学校時代)から私は何かに興味を持つと、とことんはまるタイプでした。友人の分析によれば『器用で何にでも興味を示してとりあえずやってみるとすぐに夢中になって、そのはまり度合いがものすごい…。人の何倍も深くのめり込む分、飽きるのも早かったよね?』と。(笑)

褒められているのか貶されているのかよくわかりませんが、当時の私は流行はほぼ無視して、例えば各種ゲームだったり読書…というごく普通の趣味のほかに『熱帯魚飼育』だとか『観葉植物』だとか『アクリル画』だったり『手芸』『スキー』『書道』『華道』『ピアノ』確かにいろいろなことに手を出していました。

結局、ものになったものはひとつもない(!)…けれど、当時やったものを今も少しずつ暮らしの中で取り入れている気がします。子供が熱帯魚を飼いたいと言った時も『どうせ水槽の掃除をするのは私なんでしょ!』とかぶつぶつ言いながらも、自分の出番か!と、思ったし。(笑)観葉植物も、引越しの際に新聞店からもらった小さな幸福の木も植え替えたり挿し木をして、いまや2鉢の立派な姿に…。(ジャングル化の第一歩か?と、オットに恐れられていますが。)絵や手芸も、育児には微妙に(?)役立っているし、無駄ではなかったですよ、多分。



それで…。
今は何にはまっているのか?と言うと…。短時間でも即できる生産性のない趣味ということでPSP版『ぷよぷよ』です。が…、ぷよぷよを極めても暮らしに役立てることができないのが残念でなりません。ぷよぷよは中毒性があり、かつ暮らしに役立たない、おすすめ度の極端に低い趣味ですな。…あ、これはゲーム全般に言えるか。

書いていてふと思ったのですが、ゲームというのは人間にとって有益な何かがあるのかなぁ?ゲーム大好きな自分が言うのもなんですが、前述どおり生産性はないですしねぇ。ロールプレイング系が好きですけど、一般的な暮らしをしていたらなかなか時間がとれないから、心ゆくまでプレイするには社会人としてやや問題がある生活を送らないとならないし。

ただ唯一、ストレス解消にはなるかな。仮想世界で心が育つ…みたいな有益なことが起きていると信じたいけれど。どうなんだろうなぁ。

そして今日もゲーム…。