よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」活字中毒R。さんより

活字中毒R。8月8日の記事『よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」』を読ませていただいての私の率直な感想です。

よしもとさんは、この居酒屋の店長にたいそう不快な思いをされたようですが、私はこの文章を読んで、『そうだ、そうだ、その店長はダメだよねー!』と、よしもとさんに同調する気持ちにはなれませんでした。むしろ、よしもとさんの文章に…、いやよしもとさんに不快感を抱いてしまいました。

居酒屋で、持ち込みのデザートワインを開けて飲むという行為が、『仕事のうえでかなりの人脈を持っている。』と、自負されている大人のすることなのかなぁ?と、思いますし、バイトの女の子にこっそりグラスをもらって飲むということも、そのバイトの女の子が後で責任者にお咎めをくらうことくらい予想がつきそうなものです。

お店を出てから、その大切なデザートワインを皆さんでいただくことだって、不可能ではなかったはず……。

文章の中で、『店長には言わなかったが、もっと書くと実はそのワインはその子の亡くなったご主人の散骨旅行のおみやげでもあった。人にはいろいろな事情があるものだ。』と書かれているのだけど、こんな事情があるのに酷いでしょ?という思惑が見えてきてしまって、読んでいて引いてしまいました。第一、この事実は店長さんに伝えていない事実のようですし。


この一件で、よしもとさんはこの居酒屋には二度と行かないと断言し『いいときの日本を知らないんだなあ。』と、批判した形になっています。私からすれば、常識を知らないいい大人が増えたなぁ…としか思えないのですが。


いかに??



……珍しく時間がたっぷりあったので、アンテナからいろいろなサイトを読み歩いていました。あれこれ思うところがあって、書こうと思ったのだけど、このよしもとさんの件が頭からなかなか離れず、書いて発散!こういうことって、個人個人で意見が分かれるものなのだろうね。店長さんに先にお話ししていれば、また展開も変わったのかしら?とか、いろいろ考えたのだけど、心に中には『もしも店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。』という一文がひっかかってしまっていて、つまるところ、これにムカついちゃったっていうだけだったのかも…です。