MRIという恐怖アトラクション!

ここのところ、頭痛に悩まされておりまして、先日、脳神経外科MRI検査を受けました。あの息苦しさと頭をピクリとも動かせない状態で筒の中に運び込まれる感覚は、独特なものですね。トントントンと定期的にリズムを刻む無機質な音。唐突にやってくる大騒音!!!再びトントントン……次いつやってくるのかわからない大騒音に怯えながら息を吸い込みますが、なんだかうまく酸素が拾えない感覚になって、始まる前に渡された非常ボタンのコードを探るのだけど、どうやら大音量に驚いて手を離してしまったようでボタンは行方知れず…(笑)あきらめておとなしく辛抱することにしました。いやぁ、究極の恐怖アトラクションですね。

未破裂脳動脈瘤脳梗塞もなく、特に頭痛につながるような異常はありませんでした。とりあえずひと安心。


結局のところ、片頭痛と緊張型頭痛を繰り返している状態なのでは?という診断でした、片頭痛の症状が出た時に飲む薬と、それ以外のダラダラ続く頭痛(緊張型)の時に飲む薬をもらってきました。後者に対しては、胃薬と消炎鎮痛剤の他に精神安定剤が出されました。

安定剤は服用経験がないのですが、今度辛い時には多量の鎮痛剤に頼らずに、こちらを試してみようと思います。


正直、安定剤に抵抗感はありますが、薬と上手に付き合うのもこの先必要そうなので。


あ、そうそう。今回かかった病院の受付の女性の感じの悪さが印象的でした。最新の検査設備があって、落ち着いた雰囲気の待合室には大画面の液晶テレビがあるのだけど、彼女一人で台無しな感じでした。彼女、語尾がきついのも気になったけれど、何より、全く患者の顔を見ていないんですよね。テキパキと事務的に仕事をこなしていましたが、『お大事に。』と言いながら、もう次のカルテを見ていて、ご年配の方がお釣りを受け取り損ねて拾っていらっしゃるのにも気付かない。自分も医療従事者なので、こうして客観的に患者の立場から感じることって大事だなぁ…と、思いましたよ。

長い長い診察待ちの時間も、人間ウォッチングで結構楽しめましたです。……お尻と腰が痛くなっちゃったけどね。