心の声はキミに届くのかな?〜しるし〜
誰かを想う。
切ない想い。
心の奥の黴臭くて湿った小さなスペースにきれいにたたまれた想いは、誰にも届かないまま。たたんだことすら忘れてしまっていましたよ。秋の夜長に、昔よく聴いていた歌を聴いてみたりすると、しまい込んだ想いにふぅーっと息を吹きかけられたような、そんな気持ちになります。
心の声は、誰が聞く事もない。
それもいい、そのほうがいい。
桜井さんはそう歌っているけれど、しまいこんじゃったら、私みたいに何年も何年も何十年も…そのまま封印されてしまうのです。もったいないなぁ。
この2006年のFNS歌謡祭の『しるし』、すごく好きです。