ポメラ買いました

キングジムが2008年に発売したデジタルメモ帳「ポメラ」(pomera)ご存知ですか?

文庫本サイズのデジタルメモ帳。4インチのモノクロ液晶ディスプレイ(640×480ピクセル)と折りたたみ式フルキーボード(キーピッチ約17ミリ)を備え、電源オンから2秒で起動。単四形アルカリ乾電池×2本で約20時間連続使用できる。……というもの。

文字をうつことと、保存すること。それ以外はなーんにもできません(笑)なんでもOKという商品が中心の時代に、それはないだろうと思う人のほうが多いと思います。でも、この単機能にこだわったキングジムってすごいなぁーと感動すらしてしまいましたよ。

折りたたみ式のキーボードと、価格設定、自分にとってはすごく魅力的!

ポメラのユーザーは男性が9割。特に30〜50代の利用が多い。会議で議事録を取るビジネスパーソンや、外出先でブログの下書きをするブロガー、小型デジタルガジェットファン、携帯電話は使いこなせないが、散歩をしながらエッセイや俳句を書きたいというシニア男性などが、代表的なユーザー像。
「文章を書くことに価値を感じ、情報を積極的に発信する人に使っていただいている。通信機能がないためブロガーには受け入れられないと思っていたが、愛用者のブロガーからは、『外出先で、その場で臨場感がある記事を書ける』という意見をいただいている」(開発者)

9割が男性ユーザーというのには、ちょっと驚きました。30代から50代というのは、なるほど……という感じ。会議で議事録をとるならば、ノートPCのほうがいいだろうと思いますが、ポメラなら今1万円くらいで買えますから、ちょっとしたお小遣いで手に入るのも魅力かな。あと、起動が2秒!というのもPCと違うところですかね。キーボードを閉じれば電源が切れるし、次に起動するとさっきのデータが消失することなくそのままの画面からスタートしますので、保存し忘れてもちょっとした時間で途中から文章の続きを書くことが可能です。もちろん、microSDカードにデータ保存するか、直接PCのUSBポートと繋いでデータを取り込むこともできます。

私は、職場の会議で議事録をとるのと、思いついた文章を書きためるのに使用しています。あと、小学4年生の娘が学校でローマ字を習ったようで、PCのキーボードを触りたがるため、代わりにポメラを貸して自由に文字を打たせるのにも使用しています。

そのくらい、手で書けば?という声が聞こえてきそうですが、こういう小物が大好きなのですよ。同僚からは、またなんかわけのわからん物を買ってるし……と、あきれられていますがね。