おでんに牛すじはOK?シチューに牛すじは?
牛すじってよく食べますか?
私は東京生まれ東京育ち、オットは福岡生まれの大阪育ちです。結婚後に食のことでカルチャーショック!ということがいくつかありましたが、その中のひとつが『牛すじ』です。
結婚後、おでんを作った時にオットから『牛すじは?』と聞かれて、初めておでんに牛すじを入れるのが関西ではポピュラーだということを知りました。
そもそも、牛すじって何ですか?という知識レベルの私ですから、肉屋で牛すじを探すなんてしたことがありません。探せば関東でも売っていたんでしょうかね?少なくとも私の母は調理したことがないんじゃないかなぁ。
牛すじって、アキレス腱などの腱のついた部分を言うらしいです。部位はいろんなところ(!?)なんですって。
まぁ、今日は牛すじを初めて煮る記念日なわけですからこうして日記に残さねば。興味のない皆さんごめんなさい。これから長い長い牛すじレポートが始まりますよ。
さてさて。とりあえず塊肉は下茹でしなくちゃでしょう。鍋に入れて煮てみます。少しして鍋の観察に行ってみると…。ヘンゼルとグレーテルに出てくるおばあさんがぐつぐつ煮ている鍋の中みたいなことになっちゃって、お気に入りのルクルーゼのお鍋の内側がこの世のものとは思えぬ黒い付着物でいっぱいに…。この煮汁飲んだら多分悪魔になれます。あ、ちょっと大袈裟でしたけども、とにかくアクがすごいですね。臭いも。それで、1回目は酒を入れて煮て煮汁を捨てて、再度煮たらアクも脂もだいぶ落ちたようです。さらに数時間煮込み…。
脂が気になったので、だいぶ煮てから野菜を入れました。後から調べたら、脂じゃなくてゼラチン質が豊富なんですってね。美肌効果ありかな。カロリーも他の牛肉よりも低カロリーらしいです。100gで174kcalだとか。牛タンが269kcalなんだそうですよ。なんだか意外じゃないですか?
シチューの味はまぁ美味しくできましたよ。きっと美味しいルゥだったのでしょう。牛すじはとにかくゼラチン質が多くて口の中でとろける感じ。硬さは全くないですね。生の時のカッチカチでスジスジな物体からしたら、煮込んだ甲斐があったということでしょうか。
…オットは美味しいと言っていますが、私は正直微妙でした。噛んだ時のグチャッていう感じがどうもね。脂身食べてるみたい。少しは歯ごたえがある肉の方がいいかな…。部分的にめちゃウマなところが20回噛んで1回くらいやってくるんだけど、その確率がなんせ低すぎるなぁ。
以上。
とりとめのない、牛すじレポート。お粗末さまでした。
牛すじの美味しい料理法知ってる方、教えてくださいまし。だって、すごく安い食材なんですもんね、奥様!